庭木の中でも、家庭によく植えられている松の木。

虫が付きやすいことでも有名ですが、この松の木に虫が付かないように消毒をするために知っておきたいことをいくつかご紹介します。

松 毛虫 消毒

松の木の消毒、これをやっておくと毛虫の害が減らせますよ!!

庭木の消毒をする時期なのですが、大体3月から11月が発生する時期といわれていますので、その期間に行うものと発生していない時期に行うものがあります。

しかも消毒には、殺虫効果を目的にした害虫駆除や予防のための殺虫剤抗菌効果を目的にした病気の予防と治療に使われるものの二通りがあります。

松に付きやすい毛虫は、マツカレハや松くい虫がいますね。

マツカレハは5~6月8~9月、松くい虫は6月~8月の時期に消毒をしてあげると効果的なようです。

梅雨時期と秋雨の時期は高温多湿になりがちで、毛虫にとっては過ごしやすい時期なので注意が必要ですよ。

おおまかに言えば、春先と秋口の年二回ということになりますね。

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毛虫が増えるとどうしても効果の強めな薬剤を使わなくてはいけなくなるので、松の木を傷めやすくなります。

毛虫が発生する前に予防として消毒してあげるか、毛虫をみかけたらすぐに消毒を心がけましょう。

よく知られている薬剤として、スミチオン・マラソン・マシン油などがあります。

スミチオンは人や動物に対する毒性が弱く、遅効性ですが効力は強めです。

マラソンは即効性がありますが、残留しにくいですね。

マシン油は毛虫の時期ではなく冬期に散布、毒物・劇物に該当せず比較的安心して使用ができます。

それから使う薬剤ですが、使用希釈倍率がありますからそれをきちんと守りましょう。

倍率を上げて濃い濃度で散布すると、薬害で枯れてしまうか木が弱ります。

また同じ薬剤を続けて使用すると毛虫が薬剤に対して抵抗力とつけてしまい、効果がなくなってきますので、薬剤はローテーションして使用するのが大切ですね。

まとめ

簡単にまとめると、「年二回(春先と秋口)の消毒と毛虫を見かけたら早めの消毒をすること」と「使用する薬剤を決まった濃度で使用し、薬剤をローテーションさせること」の2つが松の木に毛虫が付くことを防ぐ方法ということになります。

被害が広がればその分消毒の回数が増え手間がかかるので、面倒でも早い時期の消毒は大事ですね。

松の毛虫は刺されると痛い思いをするため、被害に合わないようにもシッカリ消毒しましょう!

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