梅の木は昔より日本にとってとてもなじみ深い樹木で、梅の木を見ると新しい年が始まったんだなと感じる方も少なくないのではないかと思います。
また梅の木は花を楽しむだけではなく梅の実を取るために育てている人もいるでしょう。
そんな梅の木を狙うのは天敵・毛虫です。
今回はそんな毛虫から梅の木を守るための予防方法を調べてみたいと思います。
梅の木を毛虫から守って予防する方法?
梅の木にはそれを狙うたくさんの毛虫が存在します。
一般的な殺虫剤はもちろん効果はあるのですが、『毛虫用』の物を使用するほうが良いでしょう。
しかしそのほとんどは『農薬』です。
とはいえ農薬に対しての抵抗があったり知識を得るのはなかなか難しいもの。
そんな場合は園芸用に取り扱われている『木酢液』を薄めて振りかけることでも防虫することができます。
またショップなどで取り扱われている『スミチオン乳剤』は40年ほど前の昔からその高い効果と安全性に優れた殺虫剤としての認識がされている薬剤で、効能が優れているということだけではなく人や環境にも優しいことでも有名です。
またこの『スミチオン乳剤』は毛虫だけではなく梅の木を好む様々な害虫からも守ってくれますので、農家さんなどの作物のプロをはじめ多くの方が使用していらっしゃいます。
薬剤と言っても初心者の方でも安心して使用できるというのはありがたいですよね。
ではその使用方法について見ていきましょう。
使用方法は手袋やマスクを着用し、記載されている希釈倍数で希釈し散布します。
毛虫などが発生した時にも散布することによってそれらを駆除することができますし、発生時期を過ぎた後や発生時期が異なる毛虫などの予防にも年に3回から5回ほど散布することによって予防することができます。
大切なのは、毛虫が発生する時期だけに予防するのではなく、『発生時していない時期』にも手入れを行いお薬を散布することによって翌年の発生を防ぐことができると言うことを覚えておきましょう。
まとめ
梅の木を好む毛虫などの害虫から守るための予防方法について考えてきました。
農薬と聞くと、難しそうだったり怖いなと言う抵抗感があるかもしれませんが、今回紹介した『木酢液』はお酢なので安全ですし、長きにわたって初心者さんでも安全に使用することができる、環境や人にやさしい薬剤『スミチオン乳剤』も梅の木を毛虫や他の害虫から守るための予防に効果があることが分かりました。
大切なのは毛虫が発生した時だけに使用するのではなく発生していない時期にも年に数回手入れを行うことで予防することができるということ。
大切な梅の木を害虫から守るためにしっかりとした知識を持って対策していきましょうね。