梅の木は日本人にとってとても馴染み深く、家紋や模様などにもよく使用されていますよね。
庭先で手入れをしている方も少なくないでしょう。
しかしそんな梅の木を脅かす存在、それは『毛虫』です。
今回はそんな毛虫の駆除方法や消毒の方法・時期について調べて行きたいと思います。
梅に木につく毛虫の駆除方法は?
ツンツンした毛が生えてグロテスクなその見た目。
触れてしまうとかぶれたり痒みに襲われたりと、梅の木にとってもまた人にとっても『有害』な存在の毛虫。
発生してしまった際のその駆除方法を2つ挙げたいと思います。
1つは『薬剤の散布』です。
毛虫の種類によって薬剤も変わってくるので、ショップなどで専門の知識を持った方に聞くのがベストではありますが、『スミチオン乳剤』は様々な虫の駆除に効果があるので使用されていることが多く、人や環境にも優しい薬剤です。
散布後は毛虫も下に落ちているので柄の長い火ばさみのようなもので焼いてしまうのが良い方法かと思います。
2つ目は『払って下に落とす』方法があります。
薬剤を使用するのには抵抗があると感じる方には、ブラシなどを使用して害虫を落として、先ほどのように火ばさみなどで挟んで焼いてしまうのがベストです。
中には成虫になってしまってからでは駆除することができない危険な害虫もいますので注意しましょう。
また駆除に際して毛虫はその毒針毛が舞って肌に入り込んでしまったり薬剤に直接触れないためにも、それらを防御できる服や手袋などを使用して行いましょう。
梅の木につく毛虫の消毒方法は?
梅の木の消毒時期は新芽が膨らむ4月初旬ころに行います。
しかしこの時1度だけではなく、毛虫が多く発生する5月から6月にかけても消毒は行いましょう。
また卵から孵化してくるのは暖かい季節になってからなどで越冬中の毛虫にも効果を発揮させることができますので、3月までにも消毒を行うことで大量に発生させるのを食い止めることができます。
消毒の方法はやはり『薬剤』の散布が主になります。
風の少ない日に梅の木にしっかりと付着させて消毒を行うことで梅の木を毛虫などから守ることができます。
まとめ
今回は梅の木を脅かす毛虫の駆除方法と消毒の時期や方法について見てきました。
基本的にはやはり『薬剤の散布』が駆除にも消毒にも効果がることが分かりました。
1匹ずつを取って駆除するのは毛虫によっては危険なものもあります。
薬を散布して下に落ちた個体だったとしても、しっかりと手袋などを着用して直接触れることが無いよう火ばさみなどを使用し駆除や消毒を行いましょう。