皆さんは、今年も花見をしましたか?
桜の木の下を通っていて、毛虫見かけたことはきっとあると思います。
綺麗に咲いていた桜の花が散って、葉桜になってきた頃に葉の裏や木の幹に毛虫が発生しますね。
見た目もグロテスクで、しかも刺されたらかなり痛い毛虫。
今回は、桜の木につく毛虫を予防するための方法について紹介いたします。
桜の木の毛虫がつかないための予防方法とは?
桜の木に毛虫が発生する時期は、地域や発生する虫の種類によっても様々です。
大体は4~11月で特に大量に発生する時期は6月~9月、梅雨時期は湿度と気温が毛虫にとっては最適になるため増加します。
予防対策としては、浸透移行性の殺虫剤を桜の木の全体に散布してあげると良いようです。
液剤は希釈して、噴霧器で木全体に散布。
粒剤は木の根元に撒いておきます。
最近は樹幹に直接打ち込むタイプの薬剤が販売されています。
「GFオルトランカプセル」というものなのですが、薬液を薄めたりする手間がいらないし、飛散しないから住宅街でも使用が容易にできるのが良いですね。
殺虫剤を使う以外では、剪定し木の中の風通しを良くしてあげて、毛虫の天敵である鳥や虫が入りやすいようにしておくと、卵を産み付ける毛虫を食べてくれるので増えることを予防できます。
薬剤を使わないで防ぎたいなら、手作り薬や木酢液・竹酢液も!
殺虫剤を使うのも良いですが、毛虫が嫌う物を使う手もあります。
禁忌作用のあるものとしては、唐辛子やニンニクを焼酎に漬け込んだものを水で薄めてから散布すると毛虫が近寄らなくなると言われています。
毛虫が発生する前の時期から週1回程度を散布しましょう。
雨の後は薬液が流れてしまいがちなので再度散布を。
葉の裏側を重点的に行うのがポイントです。
木酢液・竹酢液を散布する場合、水で薄めると防虫効果が弱まるため高濃度での散布をオススメします。
まとめ
桜の木にいる毛虫の発生原因や、駆除方法、予防について簡単ですが説明しました。
毛虫が苦手なら、前もって対処しておくことが大切です。
少しの手入れで、毛虫の発生を少なくすることができますよ。
一度ついてしまうと、あっという間に毛虫だらけの木になることもあるので、早めの対策が大切です。