毛虫による虫刺さされは放っておくと、治癒するまでの時間がかかる上に、耐え難いかゆみに襲われて夜眠れなくなる事もあります。
毛虫の種類によって、症状が異なり、治療法が変わる事もあります。
今回は毛虫による虫刺され症状や治療方法に関して紹介いたします。
毛虫の虫刺されによる症状は?
虫刺さされが毛虫によるものだった場合の症状は、原因となる毛虫の種類によって変わってきます。
刺された時に感電したような痛みを感じる場合があります。
放っておくと、赤く膨れ上がったり、皮膚に水疱状の炎症が出来たりします。
痛みは1~2時間くらいで治まるようですが、痒みは1週間以上続く事もあるようです。
人によってはもっとひどい症状がでることもあります。
いつ刺されたのかもはっきりしない事もあります。
その場合は、最初はほんのむずがゆく感じます。
その後痒みが続きます。
放っておくと2~3週間くらい続くこともあります。
痒みが痛みに変化していくことは、あまりないようです。
毛虫の虫刺されによる治療は?
刺された時の治療法ですが、初期の処置で予後が大きく変わる可能性があるので注意が必要です。
刺された、と思ったら掻いたり、擦ったりしない事が第一です。
特にお子さんの場合は瞬発的に触ってしまう事が多いので、親御さんがケアしてあげて下さい。
刺された時に強烈な痛みに襲われた時は、流水で患部を流して下さい。
肉眼で見える場合もありますので、毛が残っているようなら、ガムテープなどで剥がして下さい。
この時も手で触らないように注意して下さい。
この時のガムテープは一度使ったものは再度使用せずに、捨てて下さい。
痛みがひどい時は、冷やして下さい。
いつ刺されたかわからない場合も基本的な処置は同じですが、この場合は肉眼では毛は見えません。
痒いところの周辺をガムテープなどで剥がす様にして下さい。
又、弱めの流水で流すことも有効です。
どちらの場合も抗ヒスタミン剤、もしくはステロイド剤が有効です。
一般的には痒みが強いときは抗ヒスタミン剤、赤みが強くて炎症の酷い時には、ステロイド剤がいいようですが、時間があれば必ず皮膚科へ行って医師の指示を仰ぐことが一番です。
まとめ
毛虫による虫刺されに限らず、刺された時には、擦ったり、掻いたりしないのが最も効果的です。
とは言いうものの、なかなか我慢できることでもないでしょう。
瞬発的に掻いてしまうのは、仕方ないにしても薬が手元にない時は冷やすなどの処置を行い、少しでも軽症で済むようにしましょう。