毛虫の種類によっては、毒針毛(どくしんもう)と呼ばれる針のような毛を持っているようです。

この毒を含んでいる毛が人の肌などに刺さると、アレルギー性の炎症を発症してしまい、毛虫の種類によっては、激痛や強い痒みを伴ってしまうことがあるようです。

この厄介な毒針毛は、毛虫に触れていなくても、風に乗って飛散することもあり、毛虫が大量発生している木々のそばを通るだけでも、炎症を起こしてしまうことがあるようです。

この毛虫の毒針毛が刺さってしまった場合の対処法について調べてみました。

毛虫 針 抜けない

 

毛虫の毒針が抜けない場合はどうしたらよい?

毛虫の毒針毛は抜けやすく、また、壊れやすいとも言われています。

そのため、刺さったままにしていると、そのまま抜けて、別の場所にまた刺さって炎症を広げてしまったり、他の人や動物などにも被害を広げてしまう恐れがあるようです。

毛虫に刺されて炎症が起きてしまった場合には、まず毒針毛を抜くことを心がけると良いでしょう。

抜く方法は、手で抜くよりも、ガムテープやセロハンテープなどを使い、貼り付けて剥がす動作を何回か繰り返すと、綺麗に抜けるようです。

毒針毛が抜けないまま、引っ掻いてしまうと、中に入り込んでしまい、炎症がひどくなってしまう恐れがあるので注意が必要のようです。

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テープによる応急処置を行ったら、そのまま近くの薬局や皮膚科に行って薬を処方してもらうようにしましょう。

ステロイド系の薬などで、適切に処置しておけば、大体4~5日程度で腫れや強い痒みは治まるようです。

まとめ

毛虫に刺されてしまった場合は、そのまま放置せずにガムテープやセロハンテープなどで、しっかりと毒を持っている針を抜くことが大事だと分かりました。

毒針を抜いても、痒みや炎症は治らないため、薬局や病院で適切な薬を処方してもらうことが良いとされています。

6月下旬から7月にかけて毛虫が大量に発生すると言われており、その期間はなるべく木が多く生息している場所には近づかないほうが良いでしょう。

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