夏が近づいてくると庭の木や公園の樹木に大量発生してしまう毛虫ですが、その中には毛に毒がある種類がいるとされています。

ドクガやイラガ、マダラガなどの種類が毒を持っており、これらの毒は人体に被害を及ぼすと言われています。

毒は毛に触れることで体内に侵入し、激しい痛みや長期間に及ぶ痒みなどを伴う炎症を起こしてしまうようです。

そんなことが起きる前に駆除しておきたい毛虫ですが、おすすめの殺虫剤や、殺虫剤が効かない場合の対処法などを調べてみました。

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毛虫の殺虫剤でおすすめは?

毛虫の殺虫剤では、オルトランとスミチオンという薬剤が一番おすすめの殺虫剤だと言えるでしょう。

オルトランは粒剤と水和剤の二種類があり、どちらも毛虫を予防、駆除する木の根元に散布して使うようです。

オルトランの効果は1か月ぐらい持続すると言われており、毛虫が大量発生してしまう前から予防として使えるようです。

ただし、効果が表れるまでに1週間以上かかってしまうこともあり、ある程度大量発生する時期を予測しておく必要があるとされています。

スミチオンは水和剤で水で薄めてスプレーなどで、成虫や卵に直接散布する必要があるようです。

即効性のようですが、持続する期間は数時間程度で、予防などには向いていないようです。

また、散布後に雨が降ったりしてしまうと、効果がなくなってしまうようです。

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毛虫に殺虫剤を使ったが効かない場合の対策は?

稀に殺虫剤を散布しても効かない毛虫がいるようです。

色々な薬剤を試すと、今度は木々を痛めてしまう恐れや、薬剤が混ざって人体への影響が懸念されることもあり、1種類で効かない場合は、手でひとつずつ駆除する方法が確実だとされています。

手で駆除する場合は絶対に素手で触らないようにすると良いでしょう。

軍手やゴム手袋、長袖やゴム長靴などで肌に毒のある毛が触れないようにして、さらに割りばしなどでつまんで、ビニール袋などに入れていくと良いでしょう。

まとめ

毛虫に利用する殺虫剤でおすすめは、オルトランとスミチオンという薬剤だということがわかりました。

駆除した後も毛虫の毒は残っているため、片付ける際には手袋や割りばしなどを使って、直接肌に触れないようにすると良いでしょう。

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