住宅街を歩くと、とてもきれいに庭の手入れをされているお宅をたくさん見かけます。

通るたび感心してしまうのですが、ガーデニングと害虫被害は切り離せないもの。

きっと皆さん、なみなみならぬ努力をして、このようなきれいな庭を保っているのだろうな、と思うのです。

今回は、ガーデニングで人気の高いバラに発生する害虫、毛虫の駆除方法や薬についてご紹介します。

バラ 毛虫 駆除 薬

バラに発生する毛虫の駆除方法

バラ科の植物に発生しやすい毛虫の種類は、ドクガ類イラガ類です。

そして、残念なことに、この2種類の毛虫には毒があります。

毛虫に刺されると、とても痛いです。

特にイラガ類は、毛虫のなかでも、刺されると最も痛い種類だそうです。

バラに発生する毛虫を見つけたら、即刻、駆除しましょう。

放っておくと、大変危険です。

まず、駆除する際の格好ですが、肌の露出を最小限にします。

長袖・長ズボンに、手袋、帽子、メガネ、マスクなどを着けてください。

そして、駆除方法ですが、いちばん簡単な方法はチャッカマンなどで焼いてしまうことです。

これで、熱に弱い毛虫の毛の毒も無毒化することができます。

殺虫剤も有効ですが、殺虫剤を使うときには、噴射時の風で飛んだ毛虫の毛が、衣服につかないよう、細心の注意を払いましょう。

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バラに発生した毛虫の駆除に使う薬剤

上記で「殺虫剤を使うときには、噴射時の風で飛んだ毛虫の毛が、衣服につかないよう、細心の注意を払いましょう。」と書きましたが、毛虫駆除専用に固着剤というものがあります。

固着剤を毛虫めがけて噴射すると、たとえば葉の裏についた毛虫は、葉ごと固められてしまい、もう動くことはできません。

毛虫の毛が飛散することなく、駆除できるのです。

そして、その葉ごとはさみで切り取って、袋に入れ処分します。

個人的に、薬剤を使う毛虫の駆除方法で、私はこれがいちばん簡単で安心だな、と思いました。

もうひとつご紹介したいのは、オルトラン粒剤です。

オルトランという薬剤は、植物に与えることで、それを食べた虫を退治してしまうといったものです。

こちらも使い方は簡単で、バラの根元にパラパラっと撒くだけです。

ふたつとも、人体に悪影響はなさそうなので、試してみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

バラに発生する害虫毛虫の駆除方法や薬についてご紹介しました。

毛虫のなかでも毒のある種類はごく一部です。

にもかかわらず、バラにつく毛虫のたいていは毒毛虫なのですね。

バラは、そのほかの病気にもかかりやすい花です。

育てるのが難しいと言われるのにも納得ができます。

今後、美しく咲いているバラを見かけたら、これは育てた方の努力のたまものなのだなあ、としみじみ思ってしまいそうです。

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