新しい年を迎え、雪景色と共に咲き誇る花は梅です。

2月から咲き始め春先の桜の時期を交代するころまで楽しむことのできる梅の木ですが、せっかく楽しみにしていてもそれを邪魔するものと言えば「毛虫」です。

今回は梅の木に発生する毛虫の種類と時期について調べてみたいと思います。

毒のあるものから無害のものまでその特徴などもご紹介したいと思います!

梅 毛虫 時期 種類

梅の木につく毛虫の発生時期は?

梅の開花は早い所で2月くらいからで4月の桜のころまでですので、その頃であれば毛虫もまず出てくることは少ないかもしれません。

咲いている間はあまり被害はないから大丈夫だと思ったら大間違いなんです!

なぜなら産み付けられた卵が存在し枝に帯状について越冬しているからです。

そして4月から5月に孵化して、枝で集団生活を行います。

餌はもちろん、梅の木の枝です。

食べつくしてしまうと今度は場所を変えて生活を始めるというなんとも厄介な存在になります。

他にも7月から10月に発生する毛虫も存在するので、長い期間にわたって梅の木の毛虫対策は行う必要がありそうですね。

しっかりと対策をすることで翌年の梅の木に影響するのです。

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梅の木につく毛虫の種類とは?

『オビカレハ』という蛾の幼虫は梅の木を食害することでも有名な毛虫で北は北海道から南は屋久島あたりまでの広範囲に分布しています。

ドクガにとても似ていますが一生を通して毒を持つことはありません。

『イラガ』数種類存在するイラガの幼虫、毒があることでも知られていて触れると鈍い痛みが襲います。

体型は太くて24mmと短く、ずっしりして見えます。

全身に突き出した突起があるのが特徴です。

『ウメスカシクロハ』は北海道・本州・対馬などの平地に分布、幼虫には毒針毛もあり触れると痛みを伴います。

さらに幼虫は新芽を好み梅の木を食害します。

梅の木に発生する毛虫は主にこの3種類、他にも『アカホシテントウ』は梅の木に産卵し、孵化した幼虫は毛虫のように見えますが、梅の木にとっては無害です。

まとめ

今回は梅の木につく毛虫について見てきました。

数種類いる梅の木を脅かす毛虫たち、手遅れになる前のしっかりと駆除しておきたいところですね。

とくに新芽を狙われる食害が大きな問題になります。

また触れることで痛みや腫れを引き起こすので注意しましょうね。

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