毛虫を見つけたら、全身がむずがゆくなりませんか?
ぞーっとしたり、ムズムズしたり。
結局は毛虫の、あの毒々しい色と、なぞにふさふさした毛に虫唾が走る・・・
でも、それって、きっと毛虫の毛が怖いからなんです。
私、結構毛虫に刺されやすくて木の下に行ったり、草むらに行くと首元や手に赤い発疹が。
皮膚科に行くと「あ、これ、毛虫ね」と言われること多々あり。
毛虫に触った覚えはないのに刺されている。
どうやら、毛虫の毛が飛んできてそんな症状になるんだそうです。
毛虫が毛を飛ばす!?え?どういうこと?
チャドクガという毛虫を知っていますか?
とても小さな毛虫です。
しかし、この毛虫、かなりやっかい・・・
チャドクガは集団でいることが多く、ツバキ系の葉の裏側にいることが多くなります。
ツバキ、サザンカ、ビワ、チャノキなどに多くいます。
チャドクガ、1匹当り毒のある毛は50万本以上と言われています。
それが集団でいるとなれば・・・
この毒のある毛、風に乗って飛んでいくことがあるのです。
そして脱皮するたびに、この毛も一緒に風にのってくるのです。
また、身の危険を感じた時に、毛を飛ばすことも。
この毛、刺されるとものすごく痒い、しかも、人によってはそのかゆみ半年以上続くことも。
これ、夜も眠れないくらいかゆいんですよ(経験者は語る)
そして毛虫のトラウマになる・・・っていうね。
風にのって飛んでいくので、風の強い日は洗濯物や布団なんかにつく場合もあります。
もし、庭や近所でチャドクガを見つけたり、ツバキの木などが生えている際は注意が必要ですよ。
そうそう、チャドクガ、繁殖力も卵からふ化するのも早いのでかなりの注意が必要です。
チャドクガの卵は卵自体に毒があるわけではないのですが、卵は毒のある毛でおおわれています。
そう、見つけ次第駆除が必要な毛虫ですよ。
まとめ
毒がない毛虫もいるのですが、チャドクガだけには本当に気をつけてください。
駆除した後の毛虫にもまだ毛はついていますし、その毛にはずっと毒の効果は続いています。
見つけたらあまり近寄らず、もし庭にいる際はチャドクガ専用の固着剤を使うとなお安心です。
むりに葉から落とそうとすると毛を飛ばしてきますのでご注意を!