「木酢液」って、ご存知ですか?
毛虫の駆除に効果のあるもののようなのですが、聞きなれない名前ですよね。
日常的に使うものではないので、もしかしたら知らない方も多いのではないでしょうか。
実際に私も、調べてみるまで、見たことも聞いたこともありませんでした。
今回は、木酢液を使った毛虫の駆除方法をご紹介します。
木酢液を使った毛虫の駆除方法は!?
木酢液とは、炭を作るときに出た蒸気を冷やし、液体にしたものです。
虫が嫌うため、園芸の害虫対策として用いられることが多いそうです。
さまざまなメーカーの商品がありますが、良い品質の木酢液は、濁りのない黄褐色や赤褐色をしています。
材料となる木材や製法によって品質にバラつきがあり、ベンゼンやホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれているものもあるそうなので、心配な方は、「日本木酢液協会」の認定マークが付いているものを選ぶといいかもしれません。
このマークが付いている木酢液は、材料や製法、有害物質の含有量が安全なレベルであると証明されているものです。
使い方は、まず、容器に木酢液を水で300~1000倍に薄めたものを作ります。
空きペットボトルを使うと、液を振って混ぜることができるので楽です。
そして、作った液を、じょうろやスプレーボトルに移し、植物に撒きます。
結構しっかりと、葉が充分に濡れるくらいを目安にします。
表と裏、茎の部分など、全体に撒きましょう。
木酢液は、毛虫をはじめ、そのほかの虫を防ぐ効果もあります。
そのほか、犬や猫などの小動物除けにもなるので、定期的に散布することをおすすめします。
頻度としては、1週間おきがベストです。
ただ、木酢液は臭いがあるため、散布した翌日までは臭いが残るようです。
苦手な方は、散布するときにマスクをしましょう。
まとめ
木酢液を使った毛虫の駆除方法と効果についてご紹介しました。
木酢液とは、炭焼きの過程で得られるものなのですね。
知りませんでした。
ためしに通販サイトで検索してみたところ、木酢液を配合した入浴剤や化粧水なんかもありましたよ。
アトピーに効くそうです。
だからといって、園芸用の木酢液を、肌に付けたりするのは、危険なので絶対にやめてくださいね。